一般向け講座のご案内(オンライン)
2020/09/07
お知らせ
国保研究室では、組織と個人の交点である「職場」で発生する経営上の課題に対する知見を「職場の経営学」と名付けて研究し、企業と個人のよりよい関係を実現する職場や組織のあり方を提案しています。
静岡県立大学 地域経営研究センターの社会人講座にて、「職場の経営学」講座を3部構成で行います。日程と内容は以下の通りです。詳細と申し込みはリンク先からお願いします(申し込み・受講料は各回ごととなります)。管理職や人事部、これからのキャリアを考える働く女性・男性におすすめです!
第1回:10/3 職場の経営学①・個人編「ワークライフバランスと職場」
人口減少やイノベーション創出の観点から、今後の企業活動は多様な人材の活用なしには考えられません。しかしそのためには、子育て中の女性をはじめ、ライフプランと両立できる職場環境が必要です。しかし単なる業務責任の軽減では、仕事への意欲を失ったり、人材が成長しなかったりという弊害があります。本講座ではワークライフバランスに配慮しつつ人を管理・育成するために必要な職場環境についてお話しします。
第2回:10/10 職場の経営学②・人事編「人事管理体制と昇進意欲」
「制度を作ったけれど効果がでない」ということはありませんか?育児・介護・自身の治療等のケア責任を担いながら働く人材を活かすには、働き方改革や人事・評価制度の整備が必須です。しかし、せっかく働きやすくするための制度を作ったのに、活躍するどころかぶら下がられてしまうということも起こります。本講座では、多様な人材を活かすための制度のあり方と、昇進意欲を高めるために必要な考え方についてお話しします。
第3回:10/24 職場の経営学③・管理職編「ダイバーシティとモチベーション」
職場のダイバーシティ(多様性)は年々高まっています。日本におけるダイバーシティは、多くの場合が性別ダイバーシティの問題であり、個人のライフイベント支援の問題です。しかし、人生における選択が多様化したことで、個人のモチベーション・スイッチも多様化し、画一的な方法では管理ができなくなりました。本講座では、ダイバーシティに関する基礎知識と、そうした組織での管理上の知見についてお話しします。
週末を効率的に使っていただければと思い、どれも土曜の 09:00~10:30です。オンライン(Zoom利用)ですので、お子さんを見守りながらでも大丈夫ですよ。